今回が6回目の実施とのことですが、今回は都市環境学科より2名が参加しました。そのうち学生スタッフも、参加しましたのでここに報告いたします。
今回のボランティアでは、全学部より選ばれた学生15名(うち2名都市環境学科)が参加し、中央大学ボランティアセンターより職員の方、そして都市環境学科の谷下雅義教授にもご参加いただきました。
今回のツアーにおいては、・災害の概要を知る・写真の洗浄をする・自然体験施設を見学するという3本に主に分かれて実施されました。
数枚の写真ともに、紹介いたします。また様々なことを知る中発災直後より、復旧に向けてご尽力されているOBの皆様がいらっしゃることを感じています。
――保存されていたホームの床板が盛り上がっている。――
@珠洲市道の駅すずなりにて
2005年まで供用されていたのと鉄道珠洲駅。道の駅に記念として残されていましたが、この地震で被害を受けています.
――がれきの中に畳の縁が――
@珠洲市内
道路が割れてしまっている沿岸部を見学しました。残された家財であったと思われる中に畳の痕跡をみつけました。後ろに写っているのは、今回同行したボランティアチームのメンバーです。
――畳を仮説の通路に――
@珠洲市内
畳を何枚も用いて、重機やトラックの通路を作ったようです。
――液状化したマンホール――
@珠洲市内
沿岸部を見学中に発見しました。液状化と言葉で聞くだけでは想像できず、私を含めた全員がこの状況に驚いていました。およそ160cmほど飛び出ていたようです。
――軍艦島(見附島)――
@珠洲市内
天然記念物に指定されています。今回の地震で崩落し中心の部分が残るだけのような状態になっています。保全の手だてが中々ない状況になっているそうです。ここには、軍艦島を紹介する看板がありましたが残念ながら撤去され枠のみが残りました。それがわかる図を写しました。
――写真洗浄中――
@正院町内
今回の活動では、写真洗浄も行いました。デジタルデータとして残っていない写真は、今回の津波やその後の土砂災害で被害を受けたのち廃棄されてしまった事例もありました。その中で、ボランティアとして活動し写真を少しでもよい状態でお戻しするその重要性を学び15人のメンバーで数百枚を清掃しました。
――傾いた看板――
@正院町内
公民館付近の看板です。この状態で置かれており、衝撃を受けたため掲載しました。
長い紹介となりましたがご覧いただきありがとうございました。能登に対して思いを持ち、時に自分に何ができるか振り返りたいと考えております。

ーーチャリティーー
今回、募金により缶バッチをいただきました。
学生スタッフ